アーキテクチャをスマートに。

株式会社ネオジニア代表。ITアーキテクトとしてのお仕事や考えていることなどをたまに綴っています。(記事の内容は個人の見解に基づくものであり、所属組織を代表するものではありません)

2011-01-01から1年間の記事一覧

Googleクラウドプリントを試す

突然ですが、Linux のOpenOfficeで描いた図を印刷したくなったときの話です。いつもなら PDF にエクスポートして Windows マシンで開いて印刷しているのですが、 「そういえば Google クラウドプリント」ってどうなの?と気になったので、試してみました。 …

if elseのコメントの書き方

プログラミングの話題です。 if〜else構文のコメントを書くときって、みなさんどのように書きますか? 単純 if 文の場合 単純if文の場合は、ブロックの直前に書くことがよくあると思います。例えば、C系の言語で言うと以下のような書き方です。 // ゼロの場…

共通ライブラリを使いましょう

今回も実際の開発現場での体験談です。それは携帯電話向けのシステムの開発プロジェクトでした。 僕はそのプロジェクトに製造工程の途中から引継ぎで入りました。システムの一部分として、Webアプリで電話帳やメール機能を実現している箇所があり、その部分…

マネージメントの大きな勘違い

ある受託開発プロジェクトの現場で実際にあったこと 月曜日。 小春日和で気持ちのいい朝だった。今日から新しいプロジェクトのスタートだ。メンバーは4人構成で、以下のとおり マネージャ A君(3年目プログラマ) B君(4年目プログラマ) C君(外注S…

Lubuntu で古いPCを再生

ひょんなことからノートPCを1台入手した。 ウチには Windows マシンがVM以外に全くなくて、iPod とか Galaxy S の同期が出来なかったのと、嫁さんに使ってもらっているMacがもう古くて、動かないWebサービスが多くなってきたので、ちょうどリプレースにいい…

「工数をもらう」ってよく聞くけど(2)

「工数をもらう」という表現の裏にある意識 さて、「工数をもらう」とはどういうことか、改めて考えてみる。「工数をもらう」を、もっともっと具体的に言うと、 顧客都合の仕様変更や要望対応により、エンジニアが作業した時間に応じて、かかったコストを計…

「工数をもらう」ってよく聞くけど(1)

受託開発の現場では、よく「工数をもらう」という表現を聞ききます。これは、 作業工数がオーバーするので、顧客からお金をもらいましょう というような意味合いです。この言葉、僕は最近になってすごい違和感を覚えるようになりました。これには、人月見積…

効率よく仕事すると損をする?

〜以前担当したことのある大手SIer配下のプロジェクト現場より〜 この業界では、未だに作業量を人月で見積ることがほとんどです。 人月とは、エンジニア一人1ヶ月の仕事量でいくら、というマンパワー的な発想の見積り手法のことで、これが諸悪の根源なのは周…

エンジニアのお仕事

僕は大阪でITエンジニアの仕事をしています。ここ数年は受託開発がほとんどです。このブログでは主に、試行錯誤した体験や、考えていることについて書いていこうと思ってます。